研究会 |
令和6年度 第1回研究会 開催案内
生産技術史部会企画研究会
和鐵と日本刀
ー 古代〜近世における日本の製鉄と鍛造から学ぶ ー
後援:日本工業大学
共催:株式会社つくりのちえ
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開催日時 |
2024年5月23日(木)13:30-17:15 |
会 場 |
日本工業大学 LCセンター マルチメディア教室 |
企画主旨 |
鉄鋼とその加工技術は,まさに人類史とともに歩んできた重要な技術分野です.そして,今日もなお進化し続けています.古代において,鉄鋼は工具にとって革新的な材料であり,農工具,木工工具,調理道具,武器などを大きく発展させました.また,日本における製鉄の生い立ちは世界的にも独特で,砂鉄から「たたら製鉄法」により銑鉄(和銑)と鉄鋼(玉鋼など)を作ってきました.それによる工具製造の中でも「日本刀」は最高級品であり,高い技術力の結晶とも言えます.本研究会では,たたら製鉄法と日本刀製作法から,当時の製鉄とその鍛造の神髄を探りたいと思います. |
プログラム |
13:30〜13:35 開会挨拶
生産技術史部会主査 日本工業大学 教授 神 雅彦氏
13:35〜14:35 講演1
古代〜近世日本の製鉄技術「たたら製鉄」
和鋼博物館 館長 荒川 優司氏
14:35〜15:35 講演2
古代から現代・未来にわたる製鉄法の概観と和鉄の位置付け
日本工業大学 教授 内田 祐一氏
15:35〜15:50 <休憩・日本刀鑑賞(予定)>
15:50〜16:50 講演3
日本刀の作刀とそれに込める想い(仮)
刀 匠 大野 義光氏
16:50〜17:05 講演4
「温故知新ものづくり学」での学び ―小刀製作を通じてー
日本工業大学 機械工学科 3 年 大澤 伊吹 さん
17:05〜17:15 閉会挨拶・事務連絡
委員長 埼玉大学 教授 池野 順一氏 |
企画担当 |
神 雅彦(日本工業大学 教授) |