研究会 |
令和7年度 第1回研究・見学会 開催案内 |
開催日時 |
2025年5月15日(木) 13:00〜16:30 |
会 場 |
会 場:竹中大工道具館 (JR新神戸駅から徒歩3分)
※講演のみのオンライン参加も可能です。 |
企画主旨 |
日本は樹木が豊富であり,新石器時代の昔から木材が建築に使われてきました.その象徴として,法隆寺は607 年に建てられ,1300 年を経た今も,現存する世界最古の木造建造物であるとされています.斑鳩の宮大工の故西岡常一氏は,樹齢
1300 年ものヒノキの命をいただいて作る御堂は,同じ年分活かさなければいけない,と言っています. 木材は天然物であり,その特性に合わせて使い分け,木組みをしていきます.そのような木材を加工する大工道具は,精緻な加工を実現するための工具として発展してきました.その種類はとても多彩で,加工精度や使い勝手に対する多くの工夫がなされています.まさに工人の技と精巧な大工道具によって,木が木材として生まれ変わり,活かされています.本研究会では,その専門のみなさんからの解説と実物
の見学を通して,神髄に迫りたいと思います. |
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プログラム |
13:00〜13:05 開会挨拶
生産技術史部会主査 日本工業大学 教授 神 雅彦 氏
13:05〜14:00 講演1 未来へ伝えたい匠の技と心
竹中大工道具館 館長 河ア 敦子 氏
14:00〜14:40 講演2 社寺建築の歴史と技術
日本工業大学 准教授 野口 憲治 氏
14:40〜15:00 講演3 技能五輪全国大会建築大工部門への挑戦
日本工業大学大学院工学研究科 建築デザイン学専攻 川嶋 涼太氏
15:10〜16:25 見 学 竹中大工道具館
16:25〜16:30 閉会挨拶・事務連絡
委員長 埼玉大学 教授 池野 順一 氏 |
企画担当 |
神 雅彦(日本工業大学 教授) |
事務連絡 |
・参加費 :当専門委員会会員限定(無料)
共催団体:無料,互換共催団体:無料
非会員:5,000円
・竹中大工道具館入館料:
一般700円,大高生500円,中学生以下無料,
65歳以上の方500円 (各自支払い)
・オンライン参加の場合
PC接続数に限りがあります。
専門委員会事務局(永野善己)にお問い合わせ下さい。
(注)「会員」とは専門委員会会員を指します。
学会員ではございませんのでご注意下さい。
・申込締切日:2025年4月25日(金)
(注)当日キャンセルの非会員は参加費を請求致します。
・問合せ/申込先:当専門委員会事務局 永野善己宛
FAX 0285-31-1788
e-mail nagano.yoshiki@oyama-pc.ac.jp |